谿の話 鱒の話

岩魚に魅せられた源流ルアーマンのブログ

はじめての小溪にて

木曽の朝です。

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はじめての小谿です。

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岩魚は釣れるのか。
この曲がり角の先はどうなっているのか。
どこまで釣り上がれるのか。

はじめての谿ほど
ドキドキするものはありません。
なんて贅沢な時間。

谿を彷徨いはじめて間も無く
ちびっこが会いに来てくれました。

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はじめまして。
こんにちは。
ヤマトの末裔くん。

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この谿の岩はヌルがすごくて
下ろしたてのラバーソールじゃグリップできない。
なもんでフェルトの沢足袋を装着。
釣り上がっていきます。

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タックルはいつものマルチュース48に
これまたいつものカーディナル3R。

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こんな小谿には似つかわしくない
堰堤を越えて。

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ポツリポツリと
ヤマトの末裔たちと戯れる休日。

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天気もいいし、マイナスイオンも充満してて
ホント、僕は幸せ者です。

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かれこれ4時間ほど釣り上がった頃、

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純粋ヤマトとは言わないけれど、
白点の見当たらないヤマトっぽい個体が
顔を見せてくれまして。
いい色、いい顔、でかい尾鰭。
もうたまりません。

ラストはこんなヤマトで締め。

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ありがとうございました。

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その晩は木曽の高原で車中泊…
ならぬ、いつもの車上泊。

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焚き火を見つめて
お湯割焼酎を舐め舐め。
さて、今度はどこに行こうかな。









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  1. 2018/06/08(金) 18:08:00|
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2018初竿出し いきなり南アで3泊4日だ


谿突入の前日、
夕刻に現地入り。

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炭火を燃やして暖をとり
焼酎舐め舐め明日に想いをはせる。
前日の集中豪雨が気になるところだけれど、
どんなシーズン初めになるのかな。

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翌朝。

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ドラマチックな景色を眼下に谿入り。

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55リットルのザックを背負って
10km近い道無き道を彷徨い歩くのだ。
やっぱり水量は多めのささ濁り。

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約半分ほど来たところで
ロッドを出しながら遡行をはじめた。
早速、ヤマトイワナの初コンタクト。

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久しぶりですなあ、愛い奴め^^

しばらく行くと出てきたこんなポイント。

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いかにもですね。
そっとミノーをプレゼンテーション。
あ!でかいやつがチェイスだ。
喰え!喰え!喰った!
が、浅い掛かりだったのか
激しいヘッドシェイキングで無念のフックアウト!
あの色、姿、絶対、尺あった。
「チックショー!」
ひとりぼっちの谿に谺する雄叫び。

諦めきれず、間髪入れず
ミノーを再プレゼンテーション。
と、信じられない!

また、同じ魚影がチェイス。
激しくトゥイッチを入れた後、ミノーを一瞬止めると…

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トルクフルなやり取りの後に
ネットに横たわった今シーズン初の尺上ヤマト33cm。

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いい色、いい面構えの雄。
「おっしゃー!」
ひとりぼっちの谿に谺する雄叫び。

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よく愛でて目に焼き付けて
写真も撮って素早くリリースすると

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すぐには深場に行かず
しばらく浅瀬に定位していました。

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テン場到着前に
今回の目的のほとんどは達成してしまった
みたいな?
谿の女神様に感謝です^^

この後もなかなかに活性がよく、

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9寸前後が無邪気に戯れてくれて、
いいタイミングで谿入りできたみたい。

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この谿イチバンの難所、渡渉ポイント。
やはり、僕が知っているこの谿史上最高の水位。
押しの強い水流に足が持っていかれそうになり
なかなかに手こずりながら。
諦め半分、1時間ほど粘り続け
なんとか対岸に辿り着いた。ほっ。

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ヤマトイワナのご機嫌は
相変わらず良くて
僕のミノーにいとも簡単に戯れてくれる。
間も無くテン場というところで
ネットを水で濡らしてくれたのは

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今日、2尾目の尺ヤマト。
30cmジャストの見目麗しいお姿。
結果、ツ抜けで初日は納竿。
さあ、テン場だ。設営だ。

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昨年の夏と同様に
アライテントのビバークタープの2枚使いで
3泊4日を過ごす基地が完成。

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あっという間に谿は漆黒の闇に包まれ
月が久しぶりに野性に戻った僕を見つめています。
お湯割焼酎を舐め舐め
良い酔いの宵は更けて行くのでありました。
明日は後乗りで釣友Fさんが追っかけ参加。
ますます楽しくなりそうです。

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翌朝。

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晴天です。
ヤマトイワナのご機嫌も上々で

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こんな真っ黒黒助が会いにきてくれました。
ひっくり返すと

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見てくださいな、このお腹の色。
素晴らしすぎて、やっぱり来て良かった。
サイズだけじゃないですね、イワナは^^
今日もあっという間にツ抜けてテン場へ。

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夕刻、釣友Fさんが到着。
Fさん持参の缶ビールで乾杯後、

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イワナの刺身、イワナの皮の塩揚げ、

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タラの芽の素揚げ、に舌鼓。

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久しぶりの再会と
酔いと疲れで心地いい夜は更けていきました。

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翌朝。

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Fさんはテン場より上流へ
僕は下流へと向かい
最終日の釣りを満喫。

昼過ぎあたりからヤマトイワナのご機嫌はぐんぐんと上昇し

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尾鰭がでかい9寸超えのヤマトイワナが
次々と戯れてくれて
この日もあっという間にツ抜けです。

天気も上々、気持ちよすぎて
ホントにホントに来て良かった。

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テン場前、支流との合流地点で、

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ミノーを一気にひったくって
流れに乗ってロッドバットまで仕事をさせた
今回3尾目の尺上ヤマト、32cm。
いやあ、この谿で
一度の釣行で3尾の尺上はマイレコードです。
もう一度、谿の女神様に感謝です。

Fさんもなかなかに楽しんだらしく。
その晩は昨夜焼き枯らしたイワナを

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アタマから骨ごとバリバリと噛み締めながら
シーズンが始まった興奮をお湯割り焼酎とともに
飲み干したのでした。

さあ、始まりましたね、2018。









  1. 2018/05/06(日) 17:02:16|
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2017年の犀川納めの顛末

実は前回の釣行の後にも1度、
犀川を訪れています。
45cmの放流回復系レインボーを手にした
あの実績のポイントを目当てに訪れたのだけど、
台風22号の通過で川はすっかりと
変わってしまっており。

せっかく見つけたポイントも壊れ、
結局、ノーフィッシュ、ノーバイト。
とほほほ。

で、その同日に釣り仲間のAさんが
犀川で53cmのワイルドブラウンをゲットしており。
あんまり悔しすぎたので…

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11月某日、
強引に3連休をひねりだし
また犀川に舞い戻ったのでした。

寒波の影響で前日は軽く雪が舞っており、
いやあ、寒い寒い。
現地には正午前の到着でしたが、
すでに数名のルアーマンが果敢にも立ち込んでおりました。

挨拶をして話を伺うと
寒すぎてみなさん何の反応もないとのこと。
水色もクリアでルアーには不利かな。
お互い苦笑いです。
けれど、ひとつだけ朗報が。
ある1名のルアーマンが早朝に
57cmのワイルドブラウンを釣ったとのこと!

ク~ッ、全体的には厳しくても
出るときはドカン!と。
この時期の傾向だそうです。

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ああ、なんてドラマチックな空。
神様、僕にもぜひ、夢のようなドラマを!

そこから日没の16時半まで。
ねちっこく丁寧に探り続けましたが
バイトどころかチェイスも見られず。
心が折れそうになったラストのラスト。

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グネングネンとアタマを振りながら
流れに乗ってトルクフルな引きで楽しませてくれたのは、

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ヒレもまだ回復していない
放流系のレインボー47cm。

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胸ビレの小ささが物語るように
あまり苦労することなく、
最後はあっさりとネットインできました。
いやあ、安堵。
今夜の車上泊では
うまい酒が飲めそうです。

陽が沈むのと同時に
車上泊場所へ移動して
設営準備です。

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ランタンを灯し、

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炭火を起こしたら、

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ホルモン鍋を火にかけて。

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塗りつぶされた闇の中、
暖を取る準備は万端です。

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焼酎お湯わりをフーフーとすすり、
ホルモン鍋をハフハフとつつき、

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炭火だけでは足りずに薪にも火をつけ
あのレインボーの引きを脳裏に思い浮かべながら
ココロとカラダをポカポカとさせつつ
極寒の信州の良い酔いな宵は更けていきました。

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翌朝、

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8時から川に立ちこみロッドを振りますが
何事も起こらない平和な時間。

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昼には新そばを手繰り、
また夕刻までロッドを振り続けますが
敢え無く撃沈。

餌師の方は平均5〜6尾ほどを釣っていましたから
魚は間違いなく居るのです。が、
疑似餌には口を使ってくれない。
僕の2017最後の犀川釣行は
こうして幕を閉じたのでした。

そして、今夜も車上泊です。

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明けて翌朝。

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霜が降りてまんがな^^;

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でも、朝までぬくぬくと爆睡。
俺の移動式ホテル、サイコー!

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三たて蕎麦を手繰って帰路につきましたとさ。

まあ、でも、よく初日に釣れたもんだよなあ。
腕じゃないっす。神様に感謝です^^








  1. 2017/11/28(火) 20:35:08|
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2年ぶりの犀川へ

8月末にホームの源流域で
単独谿泊をし、
嬉しい37cm尺上との出会いを果たしてから、
大きなプレゼンテーションの準備でバタバタとなり
結局、禁漁まで谿に立つことはできず。
尻すぼみの寂しいシーズン締めとなってしまい。

なので、

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禁漁の翌日、
大きなプレゼンをやっつけた返す刀で
2年ぶりに本流、犀川へ。
冬季C&R区間へとやって来たのでした。

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天気は生憎の雨模様。
初日の夕刻、ひったくるような
暴力的なアタリに戸惑い
ろくに合わせも入れられないまま
フックを伸ばされる、という
いい意味でも悪い意味でも
夢みたいな経験をし。

2日目、マジの本降りの中、
夕刻まで奇跡を信じてロッドを振り続けた結果は、

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笑っちゃうようなサイズの

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でも、とても嬉しい1尾との出会いで
幕を下ろしたのです。

いや、マジで、この子がネットに入った瞬間
大爆笑でしたよ^^

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そして、その2週間後。
僕はまた、雨の犀川のほとりに立っていたのでした。
どこに出しても恥ずかしい雨男です、無念。

1日目。
こないだと同じポイントで
グングググンと頭を振るトルクフルなアタリが。
バットから大きく弧を描くロッド。
リールを巻いては流れに乗ってラインを出されを
複数回繰り返し。

ジーッ!と暴力的に鳴り響くドラグ音を聞きながら
こんなの釣りビジョンでしか聞いたことないな、
なんてことを思いつつ。

水面下でグネングネンとアタマを振る
50UPの魚体が視界に入った時、
僕は多分、とても焦って
乱暴なやり取りをしたのだと思います。
敢え無くフックアウト。

手足を震わせながら
少しづつ少しづつ
沸き起こる悔しさを胸の内に持ちながら

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間に美味しい蕎麦を手繰りつつ、
その日も日が落ちるまで
しっかりとロッドを振りました。

夕刻、僕のロッドは再び
バットから大きく弧を描くのだけれど、

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ネットに横たわったのは55cmのニゴイ。
まあ、僕の釣り人生の中で
こんなに大きなニゴイを釣り上げたのは
初めてのことだったので
嬉しいんだかなんだかわからない複雑な気持ちのまま
1日目を終えたのでした。

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今夜も車上泊。

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炭火を起こし、

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焼酎のお湯割りをすすり、

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タープを叩く雨の音を聞きながら
空を見上げて
辺りは漆黒の闇へと塗りつぶされていくのでした。

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明けて2日目。

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昨日から降り続いている雨で
川は増水気味。
午前中もロッドを振りますが
何の気配もありません。

今日中に東京へと戻らなくてはならず、
時間的にもあと1時間でタイムアップ。
前回、昨日と、でかいのをバラした
あのポイントに再度、奇跡を願うことにしたのです。

結果、

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45cmの放流回復系がネットに。

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凛々しいお顔。

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回復している尾鰭。

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使用ミノーは
ラパラ オリジナルフローティング9cm。

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いいファイトでした。
いい時間でした。

これだからやめられませんね。









  1. 2017/10/30(月) 15:57:17|
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ホームで5年ぶりの谿泊やあれこれ

ホームの谿です。
最近は電動アシスト自転車を導入しての
日帰り探索が主になっています。

考えてみると
最後にホームの谿で夜を過ごしたのは
約5年前のこと。

谿泊初心者の頃、
仲間たちとこの谿で
源流泊を学んだ僕。

今では木曽だ!南アだ!と
あちらこちらの谿で単独谿泊を
こなしている訳ですが。

振り返ってみると
ホームの谿での単独谿泊は
実行したことがなかったなあ、と。

車止めの林道を2時間ほど歩いたら
そこからは登山道と廃道を計1時間で
谿に立つことができました。

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天気予報ではピーカンだといっていましたが
なにやら怪しい雲行き。
ただでさえ、木々に覆われ
苔むした谿がいつも以上に薄暗く。

ミノーをキャストしながら
しばらく遡行していきますが
谿は静まり返ったまま。

ん?いや、いや、
小さな影がやる気なさそうに
チェイスはしている模様。

先日の木曽谿での釣行、
ゴールドのミノーだけに
活性が良かったことを思い出し、
早速、結び直してキャストすると。

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ほら、この通り。
その後も、

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ショートバイトで
フックの掛かりが浅くって
バラシが連発なのだけれど、
それでも活性はよくって
ネットが乾く暇がないくらい楽しめました。

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こんな落ち込み。
ミノーをキャストすると
即フッキング。

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8寸をラクラク超えた良型。
うん、今夜のお刺身にキープです。

そして、
念のためのフォローキャストで
またロッドティップに生命感が。
水面下にはかなりの大きな魚体の姿が見えるけど
引きそのものは大したことない。
身体を乗り出して
ランディングネットを差し出した刹那に
気がついた…

いや、違う!
フックに掛かっているのは
アベレージサイズでその後ろを
尺上岩魚がチェイスしてるんだ!
こんな小溪でこんなことが?

アベレージをランディング。
尺上に気がつかれたかな。
いや、あの戻り様は普通に定位場所へ
悠然と戻っていった感じだったけど。
ううむ。こういう時は間髪入れず、
岩魚にやる気があるうちにキャストだ!

と、ロッドティップがググググン、と
力強く引き込まれて
こんなヤツが僕のネットに横たわったのです。

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この谿でのニューレコードとなる

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老獪な顔つきの源流尺上岩魚37cm。

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痩せてはいるけれども
頭が大きく威風堂々たる雰囲気。

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右胸鰭の上あたりと脂鰭のところの皮が
ブヨブヨと爛れた様になっているが、

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それがまた、
小溪源流域で生き残ってきた
彼の老獪狡猾さの証みたいだ。

ああ、来て良かった。
谿の女神様、ありがとうございます。

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気がつけば時刻は16時。
急いでテン場でライトに設営を行う。

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小雨がぱらつく中
ひと晩分の薪を集めて火をつけたら
いつもの様にコメを炊いて岩魚を捌く。

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炊きたての白飯に岩魚の刺身を並べて
山葵醤油をかけ回して素早くかっこむ。
刺身に飯の熱が微妙に回り
これはこれで男の谿飯といった感じ。

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食後は焼酎の水割りを舐めながら
今日の尺上のこと、
明日の源頭のことを思いつつ、
いつのまにか星が広がりだした
夜空を見上げつつ就寝です。

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翌朝、

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5時に起床。
テン場に荷物をデポしたまま、
本日は5年ぶりにこの谿の
源頭を目指します。

岩魚のご機嫌は昨日のまんま高活性。
やっぱりシルバーのミノーには反応悪く、
今日は黒色のミノーをチョイス。
これってもしかしたら、
テレストリアルを意識してんのかもな。

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驚きの泣き尺サイズも
びっくりするくらい簡単に飛び出した。

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谿の傾斜はどんどん勾配が
きつくなってきて
両岸もだんだんと切り立っていく。
さながら、沢登りみたい。

さすがに標高が上がってくると
アベレージサイズは逆に下がっていって。
でも、ポイントごとに
岩魚は入っている感じ。

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源頭に近づくにつれ
5年前の記憶が蘇ってくる。
「ああ、前もこのポイントで釣れたっけ。」
「ああ、ここはこんなに浅くなったんだ。」
「ここ、深くえぐれたなあ。」

まもなく納竿の場所。
右岸側から急勾配の沢が交わるところ。

突然の強烈なバイトに
ロッドを持つ手に力が入る。
グングングンググググン!
「ウッヒョー!」と釣りキチ三平よろしく
ご機嫌な引き心地を味わいつつ
ある意味、余裕でランディング。

ここで僕のネットに横たわった岩魚を見て
あれ?この顔、あれ?尺あるんじゃね?

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計測してみると
なんと本釣行2尾目の
尺上岩魚、31cm。
昨日の37cmで感覚がバカになってたみたいだ。
こんな源頭に限りなく近い場所で
尺上なんて感無量。

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泣き尺が出ただけで
大満足だったのに
こんなエンディングで締めれるなんて。
ああ、きて良かった。
谿の女神様、ありがとうございます。

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ここから上流は
狭く急勾配なゴルジュで
僕の遡行技術じゃギブアップ。
つまりは、ここが僕の源頭という訳です。

テン場に戻ってデポした荷物を
ザックにしまいこみ
夢の様な谿を後にしたのでした。




  1. 2017/08/27(日) 19:15:41|
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源流と、溪泊と、岩魚をこよなく愛するルアーマンです。もちろん山女も天魚も大好き。最近、テンカラも嗜み始めました。

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